休校中のNGP活動についてご報告します(1)
2020年05月11日
休校後はじめてのオンライン授業は3時間のYouTube生配信
新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、長野高校は休校が続いています。通常の授業ができない中、本校でも新たな学びのスタイルを模索しながら、様々な取り組みを行っています。さて、ブログでは今回から休校中のNGP活動についてご報告していきます。
休校となって初めての週末、4月11日(土)は2学年対象の土曜セミナーでした。本来ならば校内で全校集会の予定でしたが、本校では初めてYouTubeを使った動画の生配信で3時間にわたるオンライン授業を行いました。
2学年のNGP活動は、昨年度グループで行ってきた課題研究から、個別研究へとシフトすることになっています。このセミナーを今年度のオリエンテーションと位置づけて、昨年度のテーマから個人のプロジェクトを見出し、ビジョンを持ってフィールドワーク(FW)先を選択する場としました。
生配信では、本校卒業生で”世界の台所探検家”の岡根谷実里さん、長野県NPOセンターの小林達矢さんをゲストに迎え、それぞれがプロジェクトを持って活躍する中で「プロジェクトとは何か」などをテーマにお話をしていただいたり、視聴している生徒からの質問への応答、またお話を受けて生徒が自分のFW先を検討し、その結果を配信中にフィードバックしたり…あっという間の3時間でした。
試験的でもあったYouTube生配信でしたが、新しい授業のひとつの形として実施することができました。昨年度とはまったく違う環境に置かれている今、NGP活動の当初の目的に立ち返り、グローバル教育推進室では、これからも様々な活動を行っていきます。