1年生 APU留学生との遠隔インタビューを実施しました
2019年12月24日
英語での対話 学びの多い7時間に
12月9日(月)11日(水)の2日間にわたって、1年生の英語プロジェクトと図書館とのコラボレーション授業が行われました。
大分県別府市にあるAPU(立命館アジア太平洋大学)の留学生と、オンラインのビデオ会議システム、Google Meetを用いたインタビュー形式の授業です。長野高校でも初めての試みでした。
7月の「インタビュー実践」で講師を務めていただいたAPUのワンヤマユジーンさんに、7か国の留学生を紹介してもらい、1時間ずつクラス毎に彼らの母国や人物像などに英語で迫りました。ルワンダ、スリランカ、エクアドル、アフガニスタン、ウズベキスタン、ミクロネシア、マレーシアと世界の広さを実感する7か国で、英語でコミュニケーションを取ることの難しさはもちろんのこと、各国の実情や文化などを肌で感じることができた貴重な時間でした。
授業を終えて生徒からは、「質問等を通して文化が違っても、互いに尊重し合い話をする楽しさを知ることができ、これからは今まで以上に積極的に英語で話そうと思った。」「短時間ですごく濃い時間を過ごせた。授業やテストなど、日本人対日本人でしか英語を使ったことがなく、実際に初対面の外国人と英語でコミュニケーションを図れたことがすごく新鮮だった。」「明日がフィールドワーク当日という日に、自分の班のトピックについて他国出身の人からの意見や、他国の状況について知ることができ良かった。」などの感想が聞かれました。
英語での対話は、体験していくことでレベルアップしていきますし、対象者の背景などを加味して自身の質問をぶつけていくインタビュー力も積み重ねが大切です。この活動を一過性のものとせず、今後のディベートや課題研究にぜひ活かしてほしいと思います。
最後になりましたが、今回のインタビュー実現にあたって、APUのワンヤマユジーンさんはじめ、関係の皆さん、留学生の皆さんに多大なご協力をいただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。