スーパーグローバルハイスクール 2年生が学校外で研究成果を発表しました
2019年03月28日
春 3月も活躍の場が多くありました!
年度末、この3月も校外で課題研究を発表する場がありました。2年生がこれまで積み重ねてきた課題研究をさらに追究した形で発表に臨みました。
3月15日は、京都大学主催の「京都大学ポスターセッション2018」に2グループ6名が参加、同じく15日~16日には、石川県・金沢市で北信越SGH指定校・アソシエイト校主催「第1回北信越SGHフォーラム」に2グループ7名が参加しました。
京都大学ポスターセッションには、実際に目で見て触れる実践的な学びを通じて、地域の自然を学ぶ機会を増やしていくことを提案した「テクトコ信州~めぐって学ぼう自然と災害~」と、職場における深刻な人手不足の解消、そのカギとなる女性の活躍を助けうる企業内保育所を研究した「ママが働きやすい環境を目指して」の2班がポスター発表をしました。
また、北信越SGHフォーラムでは、信州大学の留学生の就職希望と長野県の就職状況のミスマッチについて述べた「How can International Students find proper job in Nagano? Win-win relationships in the local community」と、いわゆる振り込め詐欺の一種で、近年問題となってきている国際ロマンス詐欺を研究した「国際ロマンス詐欺の被害を減らそう」の2班がポスター発表をしました。
いずれの会場でも他校の生徒たちから質疑に活発に応じるなど、参加校と積極的に交流を深めている様子でした。各校からモチベーションの高い生徒が集まる中でも、長野高校生は話し合いをリードするなど存在感を発揮していました。
3月23日には、兵庫県の関西学院大学で開かれた「SGH甲子園2019」には、夏休みを長くしたいという動機から研究を始め、生徒が主体性を持つことが学校生活と結果教師の働き方の改革につながると提案した「生徒主体の働き方改革の提案」の4名が参加し、ポスター発表に臨みました。他校の先進的な研究の数々から多くの刺激を受け、3年生になる来年度も課題研究を続けていく生徒たちにとって、改めて今後の研究のあり方を見つめる有意義な場となったようです。
今年度3月29日をもってSGH(スーパーグローバルハイスクール)事業は終了しますが、課題研究事業に関しては来年度も引き続き継続していきます。
※写真は、京都大学ポスターセッションと北信越SGHフォーラムの様子です。