全国SGH校の中で長野高校の存在感を示しました

2019年01月21日

昨年12月は校外で多くの生徒が活躍しました!

 活動を少し振り返りますが、昨年12月は校外で課題研究を発表する場がありました。
 12月15日には文部科学省・筑波大学主催の「2018年度SGH全国高校生フォーラム」が東京国際フォーラムで開催されました。本校は2年生3名と1年生1名が参加し、信州大学の留学生の就職希望と長野県の就職状況のミスマッチについて述べた「How can International Students find proper job in Nagano? Win-win relationships in the local community」をポスター発表しました。発表に向けては、2年生の研究班に、次年度研究を引き継ぐ可能性がある1年生を加えて、信州大学工学部へフィールドワークを実施したり、昼休みを利用して学習会を行うなどして精力的に準備を進めてきました。
 会場では、審査員だけでなく、高校生からも多くの質問が出されて活発にやり取りし、参加校と積極的にコミュニケーションを取りました。「移民・難民・多文化共生」の分科会において行われたディスカッションでは、積極性が認められ本校2名がテーブル代表に選ばれるなど、全国のSGH指定校・アソシエイト校の代表生徒が一堂に会する中、長野高校の存在感を示すことができました。

 12月23日には、立教大学主催の「第3回関東・甲信越静地区スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会」が同大学池袋キャンパスで開催されました。本校からは2年生2グループ5名が参加し、日本語プレゼンテーション部門に出場しました。発表したのは、職場における深刻な人手不足の解消、そのカギとなる女性の活躍を助けうる企業内保育所を研究した「ママが働きやすい環境を目指して」と、進む高齢化で、農業は機械化で労力を軽減しながら高品質を保持する新しい形が注目され始めるも、なかなか導入が進んでいない、その課題を研究した「スマート農業の普及」の2班。課題研究の集大成として参加した生徒らにとって、他校の先進的な研究の数々に多くの刺激を受けつつ、改めて自分たちの研究を見直す有意義な場となったようです。

 また、12月19~23日には、海外チームを招いて長野市で開催されたJリーグ主催「Jリーグインターナショナルユースカップ」で、本校生徒たちが英語での会場アナウンスボランティアに参加したり、ウェルカムディナーレセプションの盛り上げに一役買いました。

 課題研究については、今年度も3月まで数多くの校外発表の場があります。それぞれの場所で、長野高校生がその存在感を示し活躍してくれることを期待したいと思います。
 さあ、いよいよ2月は1年生はじめての課題研究発表会。ここまで進めてきた研究成果をどんな形で発表してくれるのか、そして活発な議論も楽しみです。

ブログ一覧に戻る