スーパーグローバルハイスクール「長野高校の生徒に求める資質」アンケートを実施

2019年01月07日

長野の企業・団体が長野高校生に求めている資質とは?

 あけましておめでとうございます。今年もブログでSGH活動について随時発信をしていきますので、よろしくお願い致します。

 長野高校は、平成26年度に文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、今年度が事業最終年度となります。SGH推進係では昨年12月、5年間の研究開発報告に役立てるためアンケートを実施しました。
 アンケートは、本校の生徒に求める資質、能力、知識を問うもので、平成26年度から今年度までに生徒がフィールドワークを実施した県内の企業・団体を対象に、メールおよびインターネット上の回答フォームより行い、19社・団体から回答を得ました。

※求められる資質、能力、知識は以下の20項目から上位5つを選択してもらう。
1主体性、2実行力、3課題設定・解決能力、4チームワーク・協調性、5社会性、6論理的思考、7創造力、8倫理観、9職業観、10自分の意見を発信する力、11異文化理解力、12他人の意見を聴く力、13外国語能力、14課題解決のための情報活用能力、15一般教養、16専攻分野の基礎的知識、17専攻分野の専門的知識、18 IoT等の革新技術に関する知識、19産業技術への理解、20専門資格

※選ばれた選択肢に点数による重み付け(1位=5点、2位=4点、3位=3点、4位=2点、5位=1点)を行い、求められる資質ベスト5を出した。

 企業・団体が長野高校生に求める資質は、以下の結果となりました。
第1位 課題設定・解決能力 (49点)
第2位 実行力 (31点)
第3位 チームワーク・協調性 (27点)
第4位 自分の意見を発信する力 (26点)
第5位 主体性/社会性 (25点)

 「課題設定・解決能力」が高いポイントとなり、「実行力」などがそれに続きます。地域の皆さんが求めている長野高校生の資質を、どう身につけて地域に還元していくか、今後の教育活動の参考にさせていただきたいと思っています。 
 あわせてアンケートでは、本校生徒たちも全校ディスカッションを行い考えてきた、少子高齢化・グローバル化する時代の中で長野が未来に向けてどうするべきか、「長野の未来像」もお聞きしました。結果とともにぜひ画像をご覧ください。

 アンケートにご協力いただいた企業・団体の皆さま、お忙しい中ありがとうございました。今後ともご指導をよろしくお願い致します。

≪ご協力いただいた企業・団体≫ 
株式会社 まちづくり長野 様
軽井澤銀座商店会 様
株式会社 MY ROOM 様
独立行政法人 国際協力機構(JICA) 様
株式会社 長野パルセイロ・アスレチッククラブ 様
長野県民新聞社 様
有限会社 オブセ牛乳 様
株式会社 匠電舎 様
長野医療生活協同組合 様
ゲストハウス蔵 様

(順不同、掲載許可をいただいた企業・団体のみ)

※なおSGH係では、1月中旬に平成28年度、29年度の卒業生を対象にアンケートを行います。個人情報がわかる質問は一切含んでおりません。疑わしい類似したアンケートがあれば、担当(小宮山)までお問い合わせの上ご確認ください。

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