1年生の課題研究も本格化!フィールドワークを実施しました
2018年11月16日
県内外に足を運んで、充実した1日に!
11月13日(火)、1年生が全56班に分かれてフィールドワークⅠを実施しました。
フィールドワークに向けては、生徒たちが希望する企業や自治体などへ自らアポイントメントを取って実施先を決め、また限られた時間で充実したフィールドワークになるよう、授業内で班ごとに質問のリハーサルを行ない、ひとつひとつの質問をより深めるなど準備を進めてきました。
午前午後を使って複数のフィールドワーク先を回る班はもちろん、今年度は、遠くは群馬県にある群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センターや、県内でも諏訪東京理科大学、JICA駒ヶ根など、終日フィールドワークができるからこそ行ける場所に向かう班も増えました。意欲的に新しいフィールドワーク先を開拓している1年生です。
フィールドワークを終えた生徒たちからは「外来生物のメリットや利益など、実際に環境問題に関わる人たちの意見を聞けたことがすごくよかった。自分たちだけでは考えられないことも沢山学べたので様々な方向から考えることを忘れずに研究を続けたい。」「国際的な医療と言われると今までは紛争地域での治療を想像していたが、FWを通して、現地へ行き感染病を防ぐための指導、支援を行う『プライマリーヘルスケア』を知った。また、国際的な医療と地域医療には共通点があることも分かった。今後の研究では地域医療と国際医療の関連を踏まえ、国際医療の全体像を具体化し、まとめていきたい。」などの感想が聞かれ、それぞれに有意義な時間となったようです。
フィールドワーク先で得られた生の情報から新たな課題が見つかるなど、今後の研究に活せるヒントが数多くあったのではないでしょうか。この活動が、来年2月に開催する1年生の課題研究中間発表会にどうつながるのか楽しみです。
今回、1年生のフィールドワークを受け入れてくださった企業や自治体、学校関係など多くの皆さん、貴重なお時間をありがとうございました。