「第3回 善光寺グローバルサミット」が2日間にわたって開催されました!

2018年07月06日

「第3回 善光寺グローバルサミット」が2日間にわたって開催されました!

本校の3年SGH選択生が、1・2年次から積み重ねてきたSGH課題研究の集大成として企画、運営する「善光寺グローバルサミット」。第3回となる今年度も、本校文化祭「金鵄祭」期間中の7月5日(木)6日(金)の2日間にわたり、県内外5校の生徒や留学生をゲストに招き開催しました。

《第一部》7月5日(木)
ゲストと各校の課題研究の実践や成果を共有し意見交換などを行う第一部は、善光寺宿坊の白蓮坊を主会場に行いました。
 あいにくの雨模様となりましたが、本校生徒がゲストを英語で案内する善光寺案内にはじまり、善光寺大本願と白蓮坊を会場にして行った交流会は「学び合おう、互いの活動」と題して、各校がそれぞれに取り組んでいる課題研究を報告するプレゼンテーションと質疑応答を行いました。同じようにSGH、SSHの指定を受けていますが、他校の取り組む課題や成果は様々で、そのひとつひとつに多いに刺激を受けた交流となりました。
 宿坊で精進料理に舌鼓を打ったあとも、交流はまだまだ続きます!第二部にも向けて「考えてみよう、新しい社会のあり方」をテーマに各校の考えをぶつけ合い、熱のこもったディスカッションが繰り広げられていました。あっという間に時間が過ぎ・・・本校生徒もゲストの皆さんも、もっともっと時間が欲しい様子でした。

(ゲスト)
新潟県立国際情報高校、山梨県立甲府第一高校、長野県上田高校(以上SGH校)、長野県飯山高校、長野県屋代高校(以上SSH校)、および信州大学工学部の留学生の皆さん


《第二部》7月6日(金)
 第二部は本校大体育館を会場に、いよいよサミット本番です!
 今年度の3年SGH選択生は16名、「新しい社会のあり方」というテーマで、エネルギー・ジェンダー・移住の3つの分野の課題研究成果を『提言』として発表しました。
 「論理性に裏付けられた情熱を大事に、高校生らしい夢のある提言を!」という3年SGHリーダーのあいさつにはじまり、「R Grid Next 新しい社会のエネルギーのあり方を考える」、「Part-time Migration 新しい移住のカタチを考える」「Let’s overcome Gender Bias ジェンダーバイアスを超えて新しい社会へ」の発表を行いました。
 つづいて、発表に対する全校生徒やゲストから質問や意見を書きこんでもらった付箋紙を使って、意見交換をしました。「提言された政策ではエネルギーの不足は補えても過剰分は出ないのではないか」「パートタイム移住の、旅行との違いは。短期間では地域にメリットがないのでは」などの意見が出され、各分野のSGHメンバーとの活発なディスカッションも行われました。
最後は3年SGH生全員が舞台に並びました。“課題を見つけ、問いを立てる。それを皆と協力して解決していく”SGH活動に真っ向から取り組み、限られた時間の中でサミットを企画し、意見をぶつけ合い、最後までベストを目指して力を尽くしてきた彼らに対して惜しみない拍手が贈られました。

(コメンテーター)
若麻績 敏隆 氏 善光寺白蓮坊住職
中西 弘充 氏 信州大学キャリア教育・サポートセンター講師

(ゲスト)
一部よりひきつづき、新潟県立国際情報高校、山梨県立甲府第一高校、長野県上田高校(以上SGH校)、長野県飯山高校、長野県屋代高校(以上SSH校)、および信州大学工学部の留学生の皆さん


 お忙しい中、参加してくださったゲスト、コメンテーターの皆さんをはじめ、参加してくださったすべての皆さん、善光寺グローバルサミットが無事に終了できたことを、3年SGH選択生ともども心より感謝申し上げます。

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