第1回善光寺グローバルサミットが2日間にわたって開催されました(その1)

2016年07月14日

第1回 善光寺グローバルサミットが2日間にわたって開催されました(その1)

 本校がSGH指定を受けた平成26年度の入学生、SGH第1期生の3年間の集大成と言える第1回「善光寺グローバルサミット」を、7月7日(木)8日(金)の二日間にわたり、県内外7校の生徒と県内留学生をゲストに招いて開催しました。
<ゲストのみなさん>
甲府第一高等学校(山梨)  国際情報高等学校(新潟)
飯山高等学校・長野西高等学校・屋代高等学校・上田高等学校・上田染谷丘高等学校(長野)
留学生(中国、チュニジア、マレーシア、フィリピン、フランス)
                         
 さて、この会に「善光寺」の名が冠されているのは、善光寺が信州を代表する名刹、名所であり、開催地を広く知っていただくことができるからはもちろんですが、それだけでなく、善光寺が、本校がこの事業で涵養しようとするグローバル性を持った存在であることも大きな理由です。
 「三国伝来」の仏を迎え入れたという善光寺縁起やその建築、美術からは、善光寺が自分達の社会を超えた宗教や文化、芸術を受け入れるグローバル性を持ち続けてきたことがわかりますしまた、善光寺の、あらゆる宗教、宗派を受け入れる姿勢には、グローバル化によって生じる対立を越えるヒントがある、と私たちは考えています。
 名称使用を快く受け入れてくださった善光寺にあらためて感謝いたします。
                                     
7月7日(木) <第一部> 活動交流とアイスブレーキング
 1日目は善光寺宿坊、白蓮坊が主会場でした。まず本校2年生が英語による善光寺案内をしたあと、善光寺大本願の素晴らしい広間を会場に、各校が取り組んでいる課題解決的活動や国際的活動についての発表と質疑応答で交流を行いました。
 宿坊で精進料理に舌鼓を打った後は、課題解決的ワークショップ、「貿易ゲーム」に取り組みました。「先進国」「中間国」「発展途上国」に擬された各グループは、紙(資源)、はさみ(技術)、テーブル(国土)等々の不平等をどう克服あるいは利用できるのか!? ということでゲームは白熱。大いに盛り上がりました。ゲーム後の振り返りでも「いくら富や技術を持っていても協働する相手には勝てない」とか「最後は交渉力!」「目先の利益を追ってはダメ」など考えさせられる意見がたくさん出て、もっともっと時間がほしい様子でした。
 そしてその頃、学校では第二部に向けた最後のリハーサルが大詰めを迎えていました‥続く

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