第2回“NGPカフェ”を開催

2025年10月02日

長野高校卒業生、土屋京香さんと語ろう

 『NGPカフェ』は、長野高校OBの方やNGP活動に関わりが深い人たちとお話ができる場を、講演会よりももっと近くて気軽に集まれる場を、と考えて企画しました。9月29日(月)の放課後、第2回を開催しました。
 第2回目は、2021年に長野高校を卒業した東京外国語大学4年生の土屋京香さんです。大学では国際比較教育学と中国語を専攻している土屋さんは、国内外でインターンをしたり、海外派遣プログラムで韓国やイランに行ったり、大学生活の中でも様々なことにチャレンジしているバイタリティーあふれる先輩です。(3年次のNGPも選択していました!)
 海外留学や海外経験、進路選択についてお話を聞きたいという1・2年生10人が参加してくれました。土屋さんが用意してくれた自身を紹介するプレゼンを聞いたあと、生徒たちの質問に土屋さんが答える形で会が進みました。外国語大学の雰囲気について聞いた生徒には、土屋さんは「英語や外国語が話せる人というよりも、世界や言語などに興味があって“これが好き”だと話す人が多い。」と答えました。また、色々と興味があることが多く、文理選択に迷っているという生徒へ「気になることを書き出してみたり、改めてアイデンティティに立ち返ってみてもいい。興味のある学部学科のOB・OGに話を聞くのもいいと思う。」とアドバイスを送りました。
 最後に将来について問われると、土屋さんは「目標はヨーロッパの大学院に行くこと。専攻している国際比較教育学を、現場を知ったうえで考えたいので、まずは世界にいる子どもたちに自分の足で会いに行き、十分に彼らや世界の現状と向き合ってから、大学院へ進学したい。」と話してくれました。大いに刺激になったのはないでしょうか。
 年齢が近く、とても気さくで話しやすい先輩に、会を終えあとも個別に相談したいという生徒が大勢いて、予定していた時間を大幅に延びてしまったほど。土屋さん、お忙しいところ、ありがとうございました。
 NGPカフェはこれからも不定期で開催する予定です。

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