イギリス研修 Day 4

2025年07月30日

はじめての英語レッスンは多国籍グループで新聞づくり、夜にはディスコも

 研修4日目のイギリスは、朝から厚い雲に覆われ、朝食時には小雨も降るなど、これまでで最も寒さを感じる一日でした。
 午前中は、初めての英語レッスンが行われました。前日に実施されたプレースメントテストの結果をもとに、生徒は6つのクラスに分かれて授業に参加しました。この日のメインテーマは「新聞づくり」です。食べ物、スポーツ、天気、政治経済、ゴシップなど、多岐にわたるテーマの中から約4つを選び、各国の生徒が混在するグループで意見を出し合い、自国の知識を共有したり、実際に取材を行ったりしながら、B4サイズの新聞を作成しました。文法や長文読解といった日本の英語学習とは異なる授業形式や、さまざまな国の英語が飛び交う教室に、生徒たちは最初こそ戸惑いを感じていたようです。クラスによっては授業が難しく感じられ、自信をなくしかけた生徒もいましたが、「初回である今こそ大切な一歩」であることを伝え、引き続き前向きに取り組む姿勢を大切にしてもらっています。
 午後は、ロンドンにある世界的に有名な Natural History Museum を訪れました。1881 年に開館したこの自然史博物館は、動物学、昆虫学、古生物学、植物学、鉱物学、地質学など多様な分野の標本を8,000万点以上も所蔵しており、「自然の大聖堂」とも称される壮麗なロマネスク様式の建築も見どころのひとつです。生徒たちに聞いてみると、特に印象に残っていたのは、宝石や鉱物に関する展示や、博物館の目玉である恐竜・化石のブースとのことでした。目を見張るような巨大な恐竜の化石や、美しく輝く鉱物の数々に感嘆の声が上がっていました。
 夜は、ナイトアクティビティとして「Disco(ディスコ)」が開催されました。多くの生徒にとってディスコは初めての体験で、最初はやや緊張した様子も見られました。しかし、会場に流れるおなじみの洋楽メドレーに合わせて徐々に体が動き出し、自然と他国の生徒と踊ったり、肩を組んで円を描いたりと、音楽とダンスを通じて交流が生まれていきました。中には、得意なダンスを武器に、DJに曲をリクエストしてパフォーマンスを披露する生徒もいて、大いに盛り上がりを見せました。言葉の壁を越えて心が通い合うこのような経験は、今後の国際的な人間関係づくりにも大きな自信と勇気を与えてくれたことでしょう。
(現地より)

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