【総合】2年生はゼミ形式の授業がスタート
2025年05月15日
生徒たちを研究テーマで大きくグループ分けし、担当の先生が1人つく授業形式に
5月12日(月)から、2年生はゼミ形式の授業が始まりました。これまでに課題研究のテーマ設定を終え、いよいよ本格的に今年度の研究活動が始まります。
ゼミ形式の授業というのは、個別研究を基本としながら、似かよった研究テーマなどで7~8人程度のグループを作り、そのグループに担当の先生が1人ついて授業を進めます。実験や観察などを伴う理系の研究、社会学系の研究など、内容によって、できる限りその分野に詳しい先生に担当になってもらいました。校長先生や教頭先生をはじめ、ほとんどの先生がゼミを担当していて、生徒たちの研究に先生が寄り添う形で、相談や指導もお願いしやすい環境になります。
ゼミ初回のこの日は、顔合わせも含めて、担当の先生や同じゼミのメンバーと今後の研究の方針を確認し合いました。次の授業からは、夏休みを中心に行うフィールドワークや実験など、各自で研究方法の検討などを行っていきます。先生方、これからよろしくお願いします。
今年度の2年生の研究テーマにはどんなものがあるのか、少し紹介します。
・これからの教育において必要とされるプレゼンテーション教育とは
・長野高校の校舎における災害時の避難案内
・権堂商店街活性化プロジェクト
・病気を持つ人が緊急時に助けを求めるアプリを作る
・水草が水質に及ぼす影響について
・家庭でできる最も効果がある防音対策
・長野県のプロスポーツクラブと地域創生の関係
・多文化共生社会における日本語教育について
ここに挙げた以外にもバラエティーに富んだ研究テーマがたくさんありました。
来月6月2日の授業は、元JICA長野デスクで、昨年度の2年生の授業や課題研究発表会の講師など様々な形でご協力をいただいている、文化学園長野中学・高等学校の榎本智恵子先生を外部講師としてお招きし、「課題研究のすすめかた」をテーマにお話を伺う予定です。