2年生が大阪大学待兼山会議で研究発表

2025年03月26日

春休みも探究活動を続ける生徒たちの活動を紹介します

 学校は終業式などを終えて春休みに入り、新年度に向けた準備も進んでいます。授業はありませんが、探究活動を意欲的に続ける生徒たちもいます。
 2年5組の西岡くんは、3月23日(日)から24日(月)に大阪大学豊中キャンパスで行われた「第10回待兼山会議」(大阪大学大学院国際公共政策研究科主催)で研究発表をしました。西岡くんの課題研究テーマは「花粉で溢れる春を穏やかにしよう」で、花粉がどのように飛散するのか、物理を応用した実験を行い、花粉症を軽減させる方策について研究したものです。選考を通過して、大阪大学で発表する20組(個人・グループ発表含めて)に残り、全国各地から集まった高校生たちと一緒に発表の場に立ちました。
 西岡くんは4つの分科会の中で「開発・環境」分野の分科会に参加しました。発表時間20分で質疑応答20分と、学校での発表会とはまた違う長い発表時間でしたが、2年次の1年間をかけて積み重ねてきた自分の研究を堂々と発表していました。発表後は大阪大学の先生から声をかけられて実験方法についてのアドバイスをもらったそうで、同じように探究活動を続ける同世代の高校生たちからも刺激を受けたのではないでしょうか。今回の発表で得た経験を、これからの研究活動にぜひ生かしてほしいと思っています。

 2年4組の岩佐さんは、「図書館で地域経済を発展させるには」をテーマに課題研究を続けていますが、暮らしたことがある山形村図書館と、波田図書館、松本市空港図書館の3か所でスタンプラリーを企画して3月から始めています。自作のスタンプラリー用紙に、図書館近くの司書さんおすすめのスポットなどを掲載して地域を盛り上げようという提案です。どの図書館でもスタンプラリー用紙がすぐに終わってしまい、急遽増刷したり、とても好評だということです。

 新年度もひきつづきNGP活動をブログで報告していきます。

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