米国研修 Day 1~2

2025年03月18日

いよいよ始まりました!

 3月16日(日)より米国研修がスタートしました。
【Day1】
 16日、いよいよ米国研修の出発日です。生徒たちの余裕を持った行動と集合のおかげで、早めに成田空港に到着。成田空港で30分ほどのフリータイムを設け、全員が揃ったところで搭乗の際の注意事項を伝え、カウンターにてチェックインを行い、出国です。チェックインカウンターの混雑で、スーツケース運搬用のベルトコンベアが停止する等のトラブルがありましたが、保安検査と出国検査を無事通過。搭乗ゲートへ向かう前に何番ゲートへ向かうか、生徒自身で確認をしました。チェックインではトラブルがありましたが、それ以降はスムーズに搭乗ゲートまで向かうことができ、こちらでも30分ほどのフリータイムまで設けることができました。
 飛行機は整備の影響により、20分程遅れて離陸しました。ボストンまでは約12時間のフライトです。現地時間に体を慣らすために機内のモニターで映画を見て頑張って起きている生徒、体調を崩さぬよう細々と睡眠をとる生徒、それぞれに工夫して過ごしていました。しかしながら、初めてのフライト・海外という慣れない環境の中で、思うように寝ることができなかった生徒もいたようです。機内食では、ほうじ茶とレモンソースのペンネ(洋食)と魚とわかめご飯(和食)が選択できました。その他ホワイトソースとミートソースのあいがけご飯が出ました。初めて機内食を経験する生徒もいて、最後のデザートまで残さずしっかり食べている姿も。
 ボストン空港に30分程遅れて到着しました。現地時間19時30分には、滞在先のホテルに到着し、今回お世話になる現地スタッフよりオリエンテーションをしてもらった後は各部屋へ。翌日から始まる研修に向けて就寝となりました。

【Day2】
 研修2日目。時差ボケや移動疲れの影響もあり、多くの生徒がいつもより短い睡眠となったようですが、皆しっかりと起床し、2階のカフェテリアに集まり朝食をとっていました。
 朝食の後は本格的に研修開始です。午前中は、ハーバード大学キャンパスツアーと学生とのディスカッションを実施しました。ハーバード大学キャンパスツアーでは、学内の教室にて、初めに4名の学生へのQ&Aセッションを行いました。ハーバードに決めた理由、今後の展望、ハーバード大学とほかの大学の違い、ハーバード大学に入るために重要なこと、制限時間を超えても質問が尽きず、ハーバード大学生も驚いていました。セッションの後は各グループに学生がつき、キャンパスツアーをしました。3つの嘘を持つジョン・ハーバード像、ある有名な映画と深い関係を持つ図書館、新入生のみが使用できる学生食堂など、一般の観光旅行では入ることのできないエリアまで案内してもらいました。
 キャンパスツアーの後は、プレゼンテーションとディスカッションです。グループハーバードの生徒たちによるプレゼンテーションをベースに、ハーバード学生の見識が加わり、一人ひとりが自身の考えをぶつけて化学反応が起こっていきました。準備の甲斐もあり、新しい視点を得られた生徒も多かったようです。
 昼食・ハーバード大学生協での買い物を終えた後、午後は、MITミュージアム見学とハーバード大学模擬講義を受けました。MITミュージアムでは、宇宙工学、AI、ロボット、DNAやホログラムの技術を見たり、実際に体験機器を動かして学ぶことができました。過去の実験の積み重ねが、今の自分たちの豊かな生活につながっていることを感じることができたのではないでしょうか。ハーバード大学模擬講義では、Marina Watanabe博士より、癌について教えていただきました。題目は大きく分けて、①なぜ癌について研究すべきなのか、②がん研究の詳細、③癌のリスク要素、④どのように癌を治すことができるかの4つでした。時差ボケと睡眠不足もありましたが、専門用語もしっかり理解し、先生からの問いに答えたり、近くの生徒同士でデータを読み解いたりと、インタラクティブに授業を行っていました。日本の授業ではあまり経験しない授業スタイルを楽しんでいたようです。
(現地より)

 米国研修は、3月16日(日)から22日(土)まで、アメリカ合衆国の東部、ボストン・ニューヨークを中心に5泊7日間の研修です。ハーバード大学やMIT、国連本部などを訪問し、そこで働く(学ぶ)方々との交流を通じて世界を肌で感じ、よりグローバルな視点を学び合う場となっています。
 いよいよ始まった米国研修についても、これから随時NGPブログに掲載していきます。

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