シンガポール研修 Day 1~2

2025年03月11日

いよいよ海外研修が始まりました!

 3月9日からシンガポール研修がスタートしました。
【Day1】
 出発日当日は、保護者の皆さんからの激励・お見送りを頂きました。今回はリーダーシップ研修ということで、出発前に決意表明をする生徒を募ったところ、代表で1名出発のあいさつをしていただきました。添乗員から搭乗の際の注意事項を伝え、カウンターにてチェックインを行った後はいよいよ出国です。保安検査と出国検査を問題なく通過していきました。今回の旅は観光ではなく、研修です。今後、留学や仕事で海外に1人で行くことがあっても、問題ないように知識をつけていきます。搭乗券にある情報の確認はもちろんのこと、常に最新の情報は電光掲示板にあることを伝え、全員で何番ゲートか確認をした上で搭乗ゲートに向かいました。シンガポールまでは約7時間のフライトです。明日からの生活を考え多くの生徒が睡眠をとることに尽力していました。しかしながら、初めての長時間フライト、期待と希望、緊張のため、思うように寝ることができなかった生徒も多かったようです。機内食は、日本食と洋食の選択ができ、到着前にはツナサラダパンが提供され、美味しそうに食べておりました。
 シンガポールには定刻通り到着し、入国審査、スーツケース回収も概ねスムーズでした。搭乗ゲートにて今回お世話になるスタッフにお出迎えいただき、現地バスにて、30分程シンガポールの景色を車窓で眺めながら、今回お世話になるHwa Chong Boarding Schoolへ辿り着きました。到着が深夜2時頃となったため、すぐに明日の連絡をし、就寝となりました。

【Day2】
 2日目の朝は、朝食をとって8:30に集合でしたが、皆集合に遅れることなく仲良く朝食を食べていました。朝食はその日の好みに合わせ、2種類のメニューの中から選ぶ形式となっていました。その後はバスに揺られて、9:00にNUS(シンガポール国立大学)に到着。キャンパス内にあるShaw foundation Alumini Houseの1室にて、本格的にディスカッションがスタートしました。オープニングのKick Offオリエンテーションでは、齋藤貴臣ISA副社長が、自身の経験を基に、成長するために必要なことは何か、この研修で何を目標に頑張るのかを生徒にシェアし、一人ひとりにフィードバック、最後には全体に熱い激励の言葉を投げかけてくれました。
 その後、講師のMing Jun Mr.のファシリテートにより、プログラムが進行してきます。14名を3つのグループに分け、グループリーダーと共に、ディスカッションとプレゼンテーションを繰り返していきます。チームの目標設定、リーダーシップについて学び、リーダーシップをとるためには何が必要か、10億$の資金があった際に最も優先して解決すべき国際問題は何か、それぞれのグループの学生たちとディスカッションしました。今回は連合プログラムであるため、初めはお互い遠慮をしあっていましたが、チームワークを重ねるにつれ徐々に打ち解けていき、チームで協力して積極的にの意見を共有する姿も見られました。昼食は生徒たちも楽しみにしていたチキンライス弁当でした。
 午後は午前中のディスカッションも踏まえながら、自分の将来の目標設定とそれを達成するためのアクションプランは何か、SDGs4(質の高い教育をみんなに)、SDGs5(ジェンダー平等を実現しよう)に焦点を当てディスカッションをしていきました。夜のフライトで疲れている中にも関わらず、グループの中で発言し、お互いをサポートする姿が印象的でした。移動疲れもあったため、ディスカッションの間にマシュマロタワー作成、人狼ゲーム(英語版)にも取り組み、講師も生徒たちをリフレッシュさせつつ授業を行ってくれました。マシュマロタワーゲームでは、今まで見たこともない美しく強固な構造を作り、講師や留学生を驚かせているチームもありました。
(現地より)


 NGPブログでは、現地に引率している担当者の方から報告を受けて、これから随時、シンガポール研修と、つづけて次の週に出発するアメリカ研修の様子を掲載していきます。
 シンガポール研修は、3月9日(日)から14日(金)まで6日間の研修です。シンガポール国立大学で、現地の大学生らがメンターとして関わり、英語で「リーダーシップ」について学びます。他県の進学校との合同企画なので、初めて顔を合わせる県外の同世代との交流もまた長野高校の生徒だけの研修とは違って、大きな刺激を受けて帰ってきてくれることと思います。
 これまで重ねてきた準備の成果を遺憾なく発揮して、自分たちの世界を大きく広げてきてください!

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