1学年「フィールドワーク基礎」講演会をおこないました。

2015年07月02日

1学年「フィールドワーク基礎」 大宮透先生講演会

 6月30日と7月1日の1年生の総合的な学習の時間は「フィールドワーク基礎」として講演会がおこなわれました。講師は大宮透先生。慶應SDM小布施ソーシャルデザインセンター主任研究員であり、本校SGH事業において海外交流アドバイザーをお願いしている先生です。

 1年生は今月下旬に初めてのフィールドワークが予定されています。そんな1年生に対して、フィールドワークとは何か、フィールドワークの方法、フィールドワークの意義などを話していただきました。また一次資料と二次資料の違いとフィールドワークとの関わりについての講義もありました。そして最後に「生徒会長になったと仮定して、よりよい生徒会活動をするためにどうしたらよいか。どんな文献を読んで、どこに行き、誰と会い、何について調べるか、1ヶ月のスケジュールを作成する」ということを演題として班別でのロールプレイングをおこないました。

 講演を始める前に大宮先生から、本来フィールドワークに関する講義は大学生に向けておこなわれる内容であるということ、しかしこのことを高校生が知っていることはとても大切であるということ、社会人でもフィールドワークの重要性は高いということ、という話がありました。ほとんどの生徒が四年制大学への進学を希望している本校にとって入試を突破する力をつけていくことが大切なのは言うまでもありませんが、それとともに大学進学後に求められる力をつけていくことも大切なことです。生徒のみんなにはこれからおこなわれるフィールドワークや課題研究といったことを通して、そこを学び取ってもらいたいと考えています。

ブログ一覧に戻る