1年生、課題研究中間発表会に向けて

2025年01月21日

特別非常勤講師の佐野先生からスライドの作り方を学ぶ

 1年生は、「課題研究中間発表会」に向けて準備を進めています。
 20日(月)の授業は、本校の特別非常勤講師で、東京大学 大学院工学系研究科 学術専門職員の佐野太一先生から、オンラインで、分かりやすいスライドの作り方から、聴衆により訴えかける発表の仕方などを教えてもらいました。
 佐野先生は、「自分の話を伝える手段のひとつとして、スライドを用いたプレゼンテーションがあり、スライドは特に言葉と文字をうまく使うと効果的。今回は課題研究発表なので、わかりやすいタイトルに始まって、仮説を立てて検証し、研究結果につなげる決まった流れに則ったスライドを作ることが大事。」としました。1枚のスライドにすべてを盛り込むのではなく、情報量や文字の大きさなどに気を配ることはもちろん、忘れがちなのが、スライドにページ番号を必ず入れること。質疑の際など、「○ページの△□で」と振り返って指定することができるからです。他の研究者の文献などを引用する場合は、正しい引用の仕方を徹底すること、これもまだ長野高校の生徒たちはできていないと指摘していただきました。
 最後に、発表の仕方についてです。(佐野先生は、2年生の課題研究発表会でも、研究内容をいかにアピールしていくか、発表能力を上げることの大切さを話してくれましたね。)目線や仕草にも気を配って、相手に伝わるように話すこと、原稿の棒読みにならないこと(イコール原稿を書かなくていいわけではないので注意!)、そして、スライドに書いていないことを話さないことも重要だそうです。スライドと話すことが一致していないと、聴衆の注意がどこに書かれているのかに向いてしまうので、研究発表に集中できないということです。
 佐野先生のオンライン講義のあと、さっそくスライド作成など各グループで準備の時間になりました。2月下旬の課題研究中間発表会まで、授業はあと1回です。授業回数が少ないので、グループで協力して取り組んでほしいと思います。

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