課題研究の職員研修会を実施
2024年09月26日
講師に信州大学教育学部の森下孟先生をお招きしました
月曜日の6時間目は全学年が同時に総合の授業を行う、という形も2年目になりました。2年生はゼミ形式の授業もあり、個別研究を基本としながら、似通った研究テーマなどで7人程度の大きなグループを作り、そのグループに担当の先生が1人ついて授業を進めています。1年生の授業も合わせて、ほぼ全職員が課題研究に関わっています。
そこで、「探究活動とはどういうものか」ということを改めて知る機会にと、長野高校のコンソーシアムの担当者であり、SGH時代から課題研究の分野で様々な形でご支援をいただいている信州大学教育学部准教授の森下孟先生をお招きし、職員研修を行いました。
森下先生からは、「今の社会が求めている力は昔とは違い、持っている知識を活用して、協働して取り組むことができるかを求めているため、大学入試や教育分野では今後も探究学習の重要性が増してくる。」というお話がありました。実際の東京大学の入試問題を取り上げながら、学力を測るこれまでの問題と何が違って、採点基準がどこにあるかなどをグループワークで考えていきました。
大事になってくるのは、正解のない問いにどう取り組むのか。学校側も、柔軟な思考力を持つ生徒を育てていかなくてはいけないことを再認識する機会になりました。
森下先生、お忙しい中ありがとうございました。