【総合】2年生はゼミ形式の授業がスタート

2024年06月18日

生徒たちを研究テーマで大きくグループ分けし、担当の先生が1人つく授業形式に

 6月17日(月)から、2年生はゼミ形式の授業が始まりました。
 5月までに課題研究のテーマ設定を終え、いよいよ本格的に今年度の研究活動が始まります。
 昨年度からスタートしたゼミ形式の授業というのは、個別研究を基本としながら、似通った研究テーマなどで7~8人程度のグループを作り、そのグループに担当の先生が1人ついて授業を進めます。実験や観察などを伴う理系の研究、社会学系の研究など、内容によって、できるかぎりその分野に詳しい先生に担当になってもらいました。校長先生や教頭先生をはじめ、ほとんどの先生がゼミを担当していて、生徒たちの研究に先生が寄り添う形で、相談や指導もお願いしやすい環境になります。
 この日は、顔合わせも含めて、担当の先生と今後の研究の方針を確認したり、夏休みを中心に行うフィールドワークや実験内容の検討などを行いました。先生方、これからよろしくお願いします。

 今年度の2年生の研究テーマにはどんなものがあるのか、少し紹介します。
●日本の教育現場でディベートを普及させる現実的な方法とは
●私の多文化共生推進プラン
●森将軍塚古墳に生息する鳥と環境との関係
●湧水で知る木島平の魅力
●感染症の拡大と正常性バイアス、同調性バイアスの関係について
●日本における代理出産合法化の是非について 
●スポーツにおけるデータ分析の貢献度
●部活動の地域移行の背景や課題に迫る!
 ここに挙げた以外にもバラエティーに富んだ研究テーマがたくさんありました。

 次回7月8日の授業は、元JICA長野デスクでSGH事業の時から様々な形でご支援をいただいていた、文化学園長野中学・高等学校の榎本智恵子先生を、外部講師としてお招きします。夏休みに向けて、フィールドワークや実験・観察、文献調査など、各自で研究を進めていく予定ですが、そのうえで大事になってくるのが、研究過程で得られた情報やデータをどうまとめていくかということ。そんな点を踏まえて、榎本先生には「データを活用した課題研究のすすめかた」をテーマにお話を伺う予定です。

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