コンソーシアム会議を開催し意見交換
2024年02月07日
本校の探究学習について貴重なご意見をいただきました
長野高校は、県内初のSGH校、つづく「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」と、8年間に及ぶ文部科学省の指定事業は令和3年度末で終了しましたが、実質的に事業を継続し、探究活動のさらなる充実に努めています。
この事業に際して立ち上げたコンソーシアムも継続し、双方向で協働できる体制を目指しています。コンソーシアムには、長野県企画振興部総合政策課、長野市、信州大学教育学部、信州大学工学部、長野県立大学、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社八十二銀行、長野青年会議所、金鵄会(本校同窓会)が参加してくださっていて、本校の探究学習にさまざまな角度から支援をいただいています。
今年度も、フィールドワークの受け入れや調整、昨年12月に実施した2年生の課題研究発表会への講師派遣などにご協力いただきました。
2月6日(火)に担当者の方々とコンソーシアム会議を本校で開き、意見交換の場を持ちました。
会では、課題研究発表会で最優秀賞だった2年6組の中澤さんに「アリジゴクの毒で殺虫剤は作れるのか」を発表してもらったほか、探究学習や海外研修について、たくさんの貴重なご意見をいただきました。あっという間に終了時刻になってしまったほど、話の尽きない会議でした。
(以下、抜粋)
●長野高校の探究学習の中に、毎年一からスタートする課題研究だけでなく、生徒たちが代々積み上げ、発展させていく大きなテーマの研究があっても良いのではないか。
●高校生が考えるテーマが大き過ぎてしまう、問いを立てる難しさの話もあったが、研究テーマを決める前に、企業人が困っていること、悩みなどを話すような雑談レベルの会を設けて、生徒たちの身近な社会課題の発見に繋げても良いかもしれない。
●大学では思いつかないような高校生のアイディアが魅力。実際に研究として大学で実証する、そんな連携もできたら面白いと思う。
前日の大雪で足元の悪い中、そして、お忙しいところをありがとうございました。