2年生 台湾とのオンライン交流を終えて
2023年11月14日
11月13日に台湾高雄市7校と2学年全体で交流しました
10月初めから始まった今年度の台湾高雄市とのオンライン交流も、11月13日(月)の学年全体交流で集大成となりました。
今年度は、“Company(企業)”をテーマにして“Video Exchange”を行いました。Video Exchangeは、長野と現地台湾でパートナーグループを作り、アイディアを交換しながら英語の動画を別々に制作するというオンラインプロジェクトです。10月にはじめてオンラインで顔を合わせた後、生徒たちはSNSなどを使ってお互いに連絡を取り合い、動画制作を続けて全体交流の13日を迎えました。
はじめに高雄市7校と2学年全体で開会式を行ったあと、これまで交流を続けてきたパートナーグループごとにGoogle meetでつなぎ、出来上がった動画をお互いに見ながら、感想を話したり、内容についてディスカッションも行い親交を深めていました。
日本と台湾、お互いの国の企業を紹介し合うことは、生徒たちには国内はもちろん県内ならではの産業や、これまで知らなかった企業の取り組みに目を向けるきっかけにもなりました。
台湾高雄市との交流は、学校設定科目「英語キャリアプロジェクトⅡ(英プロ)」の授業の一環です。すべて英語のコミュニケーションは難しい面もあったと思いますが、グループ全員で協力して進行し、積極的に台湾の生徒たちと会話を楽しんでいる様子もありました。
長野高校では、2015年以来、台湾の高校とICT交流および訪問交流を実施してきました。長野県と高雄市が交流協定を結んでいることもあり、2年生が秋に実施する台湾研修旅行で、クラス別に7つの高校へ訪問する「7校交流」という形式で、学校交流を続けてきました。
残念ながら今年度も台湾への訪問はできませんでしたが、オンラインを活用したビデオ制作プロジェクトを実施して交流を続けています。
最後になりましたが、この交流を支えてくださった高雄市政府教育局、高雄市立高雄高級中学、国立高雄師範大学附属高級中学、国立鳳山高級中学、高雄市立瑞祥高級中学、高雄市立仁武高級中学、高雄市立新興高級中学、高雄市立楠梓高級中学の皆様方、ありがとうございました。