夏休み中の2年生のNGP活動

2023年08月08日

フィールドワークや実験を各自で計画し行っています

 2年次は、各自が興味を持ったテーマを個別に研究する形になって4年目になりました。今年度は、フィールドワーク(FW)に限らず、実験や文献調査など、研究方法は自分の研究テーマに適したものを選んでいます。FWの実施日も設けず、期間は7月末頃から夏休み中と幅を持たせています。
 研究方法として、個人でFWを希望する生徒が多く、夏休みを使って、長野市内だけでなく県内外に、状況に応じてオンラインも活用しながらFWを実施しています。
 生徒たちがFWを希望する企業や自治体など、社会の最前線で働いている人たちとの対話は、自分の研究課題などを深く考える貴重な機会になっていて、本校の探究活動の柱のひとつです。

 今回のFW先をいくつか紹介すると、
●長野市役所 総務部 危機管理防災課
●栄村立栄中学校・栄小学校
●長野県立大学 健康発達学部 食健康学科 小木曽加奈准教授
●信州大学 工学部 先鋭領域融合研究群先鋭材料研究所 久富隆史教授
●マルコメ株式会社
●株式会社ピノーレ 八ヶ岳工場
●長野市社会福祉施設 松代ふれあい交流ひろば

 NGP室にも、夏休みに入った直後でFWを行った生徒たちが、先方に送るお礼状を持ってきてくれています。少し見せてもらった文面からも、有意義な時間となったことが分かりました。
 FWを実施した生徒にとって、得られた生の情報には、今後の課題研究に活かすことのできるヒントや気づきが数多くあったのではないでしょうか。12月に実施する課題研究発表会に大いに生かしてほしいと思います。
 今回、2年生のFWを受け入れてくださった企業や自治体、学校関係など多くの皆さま、お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。(生徒のFWがこれからの皆さま、引き続きよろしくお願いいたします。)

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