【総合】2年生の授業がゼミ形式に

2023年06月06日

生徒たちを研究テーマで大きくグループ分けし、担当の先生が1人つく授業になります

 6月5日(月)は、第5回目の授業でした。
 2年生はグループ研究を経て、今年度はいよいよ各自が興味・関心のある分野や、進路希望に沿ったテーマで個別研究になります。
 今年度から、基本的に月曜6限に全学年が同時に総合の授業を行っています。2年生は5月までに課題研究のテーマ設定を終え、今回からゼミ形式の授業になりました。
 ゼミ形式というのは、個別研究を基本としながら、似通った研究テーマなどで7人程度の大きなグループを作り、そのグループに担当の先生が1人ついて授業を進めます。(これまでは、“各クラスに総合担当の先生2人”で授業を進めてきました。)実験などを伴う理系の研究、社会学系の研究など、内容によって、できるかぎりその分野に詳しい先生に担当になってもらいました。校長先生をはじめ、殆どの先生がゼミを担当していて、今まで以上に、生徒たちの研究に先生が寄り添う形で、相談や指導もお願いしやすい環境になります。
 この日は、顔合わせも含めて、担当の先生と今後の研究の方針を確認したり、フィールドワーク先の検討などを行いました。先生方、これからよろしくお願いします。

 今年度の2年生の研究テーマにはどんなものがあるのか、少し紹介してみたいと思います。
●微生物と環境が描く水棲生物理想の川
●免許返納から考える高齢者の住みやすい地域社会
●閉校した学校の再活用方法
●昨今のジェンダーレスの風潮について
●服飾業界での大量生産・消費について
●日本(長野)の文化を海外に広めるためには
●農業の担い手不足解決に向けて

 挙げたのはほんの一部ですが、12月の課題研究発表会までにどんな研究成果が得られるのか、楽しみですね。
 次週は、外部講師を学校に招きます。方向性は決まったものの研究テーマが本決まりでない、フィールドワークはどこがいいかなど、研究について何でも相談できる場を設ける予定です。

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