1年生 課題研究中間発表会を終えて

2023年03月03日

はじめての発表の場も、堂々としたプレゼンテーション多く

 2月27日(月)、28日(火)の2日間、1年生の「課題研究中間発表会」を行いました。
 昨年11月末に実施したフィールドワークでの学びを経て、この発表会は、生徒たちにとって今年度のまとめであると同時に、2年次から個別研究として自分たちが取り組んでいく「課題」を設定する出発点でもあります。
 全56班を14の会場に分けて、班毎に7分間のプレゼンテーションと質疑応答を行いました。
 1年生にとっては、はじめての発表の場になりました。複数の分散会をのぞいてみましたが、堂々とプレゼンテーションをする様子や、ファシリテーターが会を円滑に進行する様子、活発に交わされた質疑応答など、生徒たちが熱心に取り組む姿を見ることができました。

 発表を終えた生徒たちからは、
「練習した時よりも大幅に時間をオーバーし、最後急いでしまったこともあったが、発表そのものは充実したものとしてできた。聴衆を飽きさせないように抑揚をつけたり、身振りなどをして発表することを意識した。」
「リサーチクエスチョンや仮説、質問内容など、不十分だったところを他班の発表を通して感じたので、来年度の個人研究ではこの3つの定義を明確にするなどしていきたい。」
「相手に伝えたいという気持ちを持ってプレゼンをすることで、前を向き堂々と発表ができた。今回で終わらずに興味を持ち続けるという先生の言葉を実践していきたい。」
「“調べたこと”よりも“自分で考えたこと”が中心となるような研究・発表を次からは心がけたい。」
などの感想がありました。

 以下は、発表タイトルのほんの一部です。
・イナゴで食料問題を解決
・地域社会×engineering
・世代を超えて住み続けられる街づくり
・地球温暖化とりんごの関係
・長野の力で日本の農業をPower Up!
・日本の貧困~貧困脱却の大きな壁~
・私たちができることとは?~戦争や紛争に関わる人たちへの支援~
・教育のデジタル化の今後
・長野県の選挙の投票率を上げるにはどのような取り組みをすればよいのか

 来年度は、一人ひとりが自身の興味関心、進路により特化した研究テーマを掘り下げていく個別研究に移っていきます。1年次の研究テーマの継続、新たなテーマの設定と、どんな形にせよ、次の1年間でそれぞれの課題研究がどう深まっていくのか楽しみです。
 1年生の皆さん、発表会お疲れ様でした!

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