3年選択生が「Future Education Session」を開催

2022年05月24日

未来の日本の教育をテーマに議論!

 3年生の総合の時間「グローカルアカデミア」は、選択生の授業になります。
 選択生の中で、“未来の日本の教育”をテーマに研究活動をしている生徒5人が主体となって、「Future Education Session」と題した議論の場を作りました。1、2年生も巻き込んで高校生らしい自由な発想でディスカッションを行い、課題解決につなげていくことが狙いです。

 5月21日(土)の午後、大会議室を会場にして実施した「Future Education Session」。
 ディスカッションの中心は「より良いICT教育とは」。今年度から全学年にiPadが配布されて授業でも活用していることから、生徒たちにも身近なテーマです。
 教育に興味がある人だけでなく、社会問題について討論したい人も参加OK!と、参加者を募り、1~3年生まで10人で、高校教育を柱に議論を深めました。

 板書が中心だった従来の授業と、ICT教育の双方を比較して、「タブレットを使った授業だと無駄な時間がない。一方で授業スピードが速い。」などの意見が出されたり、「タブレット中心なのか、板書とノート中心なのか、現状があいまいなのではっきりすると良い。」「授業も含めて、どのようなことに使うのが良いのか研究して発信して欲しい。」など、今後のICT教育のあり方に対する議論も交わされました。
 また、「先生の板書を、自分なりに咀嚼してノートにまとめることも小学校では必要。」と今や義務教育から行われているタブレットを使った授業に対して、小さいうちから板書を写すことで得られる能力も大事なのでは、という話題も!
 終了後には、全員が、いま授業に対して考えていることを話せて、有意義な時間を過ごすことができたと話していました。

 3年選択生にとっては、どんな意見にも対応し、議論をまとめていくファシリテーション能力も試された場になりました。そこはやはり3年生!これまで探究活動で培ってきたファシリテーターとしての力を十分に発揮し、議論を盛り上げていました。
 
 3年生のグローカルアカデミアは、課題研究や英語エッセイなどを自由に選択し、生徒一人ひとりが自分の研究内容に適したスタイルでその学びを追究しています。6月以降は、学校内・外で発表の場もあるので、3年選択生の皆さんには、残り少ない期間も積極的に研究活動を進めてほしいと思います。

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