1年生が『Online English Bibliobattle』を実施

2021年10月07日

今年度の英プロ発表会は洋書を題材にして全員がスピーチ

 1年生は毎年、学校設定科目「英語キャリアプロジェクトⅠ(英プロ)」で、1学年全員が英語でプレゼンテーションを行う発表会を実施しています。(校内では『英プロ発表会』と呼んでいます。)
 今年度は、10月2日(土)に新型コロナウイルス感染防止の観点からオンラインで実施し、基本的に生徒たちは自宅から参加する形になりました。
 
 さて、今回の英プロ発表会は「Online English Bibliobattle」と題して、夏休み中に読んだ洋書の内容と、それに対して自分が考えたことを英語で一人5分間程度のスピーチをします。
 クラスの枠をはずして、10名ずつの28グループに分かれ、各グループに大学生や他校の英語科教員など合わせて39名がオブザーバーとして発表会に参加しました。
 評価は、①Gesture/Slides(効果的なジェスチャーやスライドの使用)、②Content/Message(内容やメッセージ性)、③Voice inflection(声の変化)、④English pronunciation(発音)、⑤Originality(独創性)、⑥Overall impression(全体的な印象)の6項目について、オブザーバーを含めた聴衆全員が各3点、合計18点で評価しました。
 評価の項目は、英プロの授業で繰り返し、練習を重ねてきたものです。対面で発表するのとは違って、オンラインで遠隔の相手に自分の意見を伝えるのはなかなか難しいものですが、生徒たちにとっては、これまでの成果を披露する集大成の場にもなりました。

 オブザーバーの皆さんから発表を終えた後にいただいた、感想や意見の一部抜粋です。
「生徒たちはスピーチ内容をよく考えてきていて、熱意を感じた。一方で用意した台本を読み終えて時間が余った場合の対応力、会話能力には、向上の余地を感じた。」
「画面越しでの発表は情報量が限られるので、何事も普段よりもオーバーにやることが大切。」
「ビブリオバトルは聞いている人がいかにその本を読みたくなるのかが大切なので、全体の構成の中でその点をどう表現するかで、聞き手の印象も変わってくると思う。」
 これらのアドバイスを励みにして、今後も英語学習に積極的に取り組んでほしいと思います。

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