コンソーシアム会議を開催しました
2020年07月13日
コンソーシアムの皆さんから貴重なご意見をいただく場となりました
長野高校では、昨年度から先の5年間で培ったSGH活動をより“長野”に最適化したプログラム、長野グローカルプロジェクトを開始しています。このプロジェクトは、正式名称を「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」とし、文部科学省から2021年度末までの指定を受けて事業に取り組んでいます。
この事業に際して、長野県内の企業や組織、大学と事業を共同で行うコンソーシアムを立ち上げました。コンソーシアムには、長野県企画振興部総合政策課、長野市、長野県教育委員会、信州大学教育学部と工学部、長野県立大学、東京海上日動火災保険株式会社、長野青年会議所、株式会社八十二銀行、金鵄会(本校同窓会)が参加し、本校の探究学習にさまざまな角度から支援をいただいています。
7月9日(木)に担当者の方々とコンソーシアム担当者会議を開いて、今年度はじめての意見交換の場となりました。新型コロナウイルス感染予防の観点からオンラインでの参加もあったので、オフラインとオンラインとを同時に行う、NGP室では初めての会議スタイルでした。
今年度から、2年生はこれまでのグループ同一テーマによる課題研究を、各自が興味を持ったテーマで行う個別研究としました。研究の数が例年以上に多いため、各方面で活躍し、多様なつながりを持つコンソーシアムの皆さんにも、会議の場で生徒の課題研究へ、これまで以上に寄り添った支援もお願いしたいとの申し入れをしました。
短い時間の中でしたが、コンソーシアムの皆さんから「単発でのインタビューや研究支援ではなく、複数回やり取りし、コミュニケーションを取ることで、より関係を深められるのではないか。」「大学のサイエンスカフェのような企画を、企画段階から生徒が関わることができると良い。」「今以上に地域に密着した課題を見つけてほしい」「研究テーマがはっきりしていると、関わりが持てやすい。」など、貴重なご意見をいただきました。
フィールドワークの受け入れや調整をはじめ、授業や発表会での講師派遣、校外活動での本校生徒への支援など、コンソーシアムとの共同事業は多岐にわたっています。引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。