1学年 ディベート・課題研究基礎②講演会をおこないました。

2015年05月28日

ディベート・課題研究基礎② 矢野善郎先生講演会

 5月27日の1学年総合的な学習の時間は2回目となる英語ディベートに関する講演会でした。講師は中央大学文学部教授矢野善郎先生です。矢野先生は本来の専門は社会学ですが、高校生の頃から打ち込んだディベートの大家であり、現在全国高校英語ディベート連盟理事・審査委員長を務めていらっしゃいます。矢野先生を紹介していただいた本校英語科の先生から「熱血先生だよ」と言われていましたが、大きな声・大きな身振りで聴いている者が引き込まれる、本当に熱い講義でありました。(先生の声が本当に大きかったので、午後の講義はマイクの音量を少し絞らせてもらいました。矢野先生、すみませんでした。)

 講義は前回の東海大学綾部先生に講演していただいた内容の再確認と、相手の立論に対する反論(Attack)の方法、再反論(Summary)の方法、判定の方法が中心でした。その後、英語ディベートの初歩段階を体験した前回とは異なる本格的な英語ディベートの実践を2回おこないました。論題は前回の続き It is better to have school trips in foreign countries than in home country of the students. です

 生徒諸君は12名(3人1組×4班)で1つのテーブルに座っています。そのうち1班が肯定側、1班が否定側、2班が判定を担当します。最初の内こそ戸惑いながら、カタコトの英語(時には日本語を入れながら)でありましたが、2回目ともなると堂々とした姿勢で実践できていたと思います。テーブルからは時折拍手も聞こえ、生徒諸君も充実した時間を過ごしていたようでした。ここで学んだディベートは今後の課題研究・グループワークを進める上で必ずや役立つことでしょう。

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