2年生 台湾とのオンライン交流を終えて
2022年11月22日
今年度は“観光”をテーマに動画を制作
10月中旬からクラス毎に始まった今年度の台湾高雄市とのオンライン交流も、11月21日(月)の学年全体交流で集大成となりました。
今年度の“Video Exchange”は、“観光”をテーマに行いました。
長野と現地台湾でパートナーグループを作り、アイディアを交換しながら英語の動画を別々に制作するというオンラインプロジェクトも3年目。今年度も、はじめてオンラインで顔を合わせた後は、生徒たちはSNSなどを使ってお互いに連絡を取り合って動画制作を続け、全体交流の21日を迎えました。
はじめに高雄市7校と2年生全体で開会式を行ったあと、これまで交流を続けてきたパートナーグループごとにGoogle Meetでつなぎました。全体交流のテーマを“Promoting Tourism”として、グループごとに制作した動画について、感想や内容についてディスカッションも行いました。
“観光”をテーマにしたのは、国外で観光を楽しむことが減ってしまった今だからこそです。
日本/台湾で何を見たいか、どんな体験をしたいかなどを質問し合って情報交換をし、出来上がった動画には、観光業が復活する未来に向けて、多くのグループで、互いに自分たちの国で紹介したいところなど観光促進につながるような提案が盛り込まれていました。
後半には、台湾高雄市側の1校と本校のクラス単位で学校交流の時間も設けました。ベスト4の作品を発表すると、オンラインでつないだ台湾の学校からも歓声が上がっていました。
今回は、感染防止の面から、本校の生徒たちは自宅からオンラインで参加するという形を取りました。難しい面もあったと思いますが、これまでやり取りを続けてきた台湾の生徒たちと打ち解けた雰囲気の中であっという間に交流時間が過ぎていました。
長野高校では、2015年以来、台湾の高校とICT交流および訪問交流を実施してきました。長野県と高雄市が交流協定を結んでいることもあり、2年生が秋に実施する台湾研修旅行で、クラス別に7つの高校へ訪問する「7校交流」という形式で、学校交流を続けてきました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、残念ながら今年度も台湾への訪問はできませんでしたが、オンラインを活用したビデオ制作プロジェクトを実施して交流を続けています。
最後になりましたが、この交流を支えてくださった高雄市政府教育局、高雄市立高雄高級中学、国立鳳山高級中学、高雄市立新興高級中学、高雄市立高雄女子高級中学、高雄市立仁武高級中学、国立高雄師範大学附属高級中学、高雄市立瑞祥高級中学の皆様方、ありがとうございました。