新2年生 課題研究中間発表会を終えて

2022年04月19日

昨年度から延期の課題研究発表を旧クラスで

 令和4年度がスタートしています!
 NGP事業については、昨年度末をもって文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の3年間の事業指定期間が終了しました。SGHに始まってNGPと足かけ8年間の活動に対して、お世話になった皆様方には心より御礼を申し上げます。
 実質的に事業は継続していきますが、課題研究については、従来の流れを踏まえつつブラッシュアップし、生徒たちの進路希望に関連した研究の充実にも力を入れていきたいと考えています。
 長野高校のNGP活動を、今後ともよろしくお願い致します。

 さて、4月16日(土)に、新2年生が延期になっていた「課題研究中間発表会」を行いました。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、当初の予定から2度延期となり、年度をまたいでしまいましたが、ようやく実施することができました。

 この発表会は、生徒たちにとって1年次のまとめであると同時に、2年次から個別研究として自分自身が取り組んでいく「課題」を設定する出発点でもあります。2年生でクラス替えをしたため、昨年度の旧クラスで編成した全56班を、14の会場に分けて、同窓会のような雰囲気もありながら、班毎に7分間のプレゼンテーションと質疑応答を行いました。
 時間をかけて作り上げた発表内容に、当日の堂々としたプレゼンテーション、どの分散会でも2年生の熱心な姿を見ることができました。
 また、多くの分散会で、質問がとても活発で、高校生らしい自由な発想から出た鋭い質問も飛び交うなど、時間が足りないところもあったほど!
 
 発表を聞いた先生からは、「話し方や強調する部分を作るなど、発表方法を考えると、より良い発表になる。」「スライドの工夫がもう少し必要。グラフの利用、文字の大きさ、レイアウトなど12月の発表会に向けて高めてほしい。」「“伝える”スキルを磨き、互いに刺激し合う個人発表に期待している。」など、生徒たちの今後の活動に期待する声が多くあがりました。 

 以下は、発表タイトルのほんの一部です。
・共生社会の真の実現に向けて
・生活が変わる!? 新たな学習様式~AIによる学習支援~
・Economic divide ~加速する格差と取り残される子供たち~
・「森の里信州」の魅力と未来
・貴方の下に眠る水
・Re: ゼロから始める絶滅危惧種
・伝える力
・コロナで変わった観光業と食品ロス

 今年度は、一人ひとりが自身の興味関心、進路により特化した研究テーマを掘り下げていく個別研究に移っていきます。1年次の研究テーマを継続するも良し、新たなテーマを設定するも良し、これから1年間かけて、それぞれの課題研究がどう深まっていくのかが楽しみです。
 2年生の皆さん、発表会お疲れ様でした!

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