2年生・台湾とのオンラインプロジェクトが無事終了
2021年11月16日
完成した動画をお互いに見て、ベストの選出も
10月4日(月)からクラス毎に始まった今年度の台湾とのオンライン交流も、11月12日(金)の学年全体交流で集大成となりました。
今年度の台湾高雄市とのオンラインプロジェクトのテーマは、“Video Exchange”。長野と現地台湾でパートナーグループを作り、1つの物語を英語で紹介する動画を別々に制作するというものです。はじめてオンラインで顔を合わせた後は、SNSなどを使ってお互いにアイディアを出し合いながら交流を続けてきました。
12日は、はじめにYouTubeの生配信で、高雄市7校と2年生全体で開会式を行ったあと、これまで交流を続けてきたパートナーグループごとにGoogle Meetでつなぎました。全体交流のテーマを“Storytelling Video”として、事前に交換し見せ合っていたグループごとに制作した動画について、感想や内容についてディスカッションも行いました。
後半には、台湾高雄市側の1校と本校のクラス単位で学校交流の時間も設けました。ベスト4の作品を発表すると、オンラインでつないだ現地台湾の学校からも歓声が上がるなど、喜びを共有することができました。オンラインではありますが、何度もやり取りを続けて、1つのプロジェクトをやり遂げた生徒同士、打ち解けた雰囲気の中で記念撮影をするなどあっという間に時間が過ぎていました。
長野高校では、2015年以来、台湾の高校とICT交流および訪問交流を実施してきました。長野県と高雄市が交流協定を結んでいることもあり、2年生が秋に実施する台湾研修旅行で、クラス別に7つの高校へ訪問する「7校交流」という形式で、学校交流を続けてきました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、2年連続で台湾への訪問はできませんでしたが、オンラインを活用したビデオ協働制作プロジェクトを実施して充実した交流を続けています。
最後になりましたが、この交流を支えてくださった高雄市政府教育局、国立高雄師範大学附属高級中学、高雄市立高雄高級中学、高雄市立新興高級中学、国立鳳山高級中学、高雄市立仁武高級中学、高雄市立瑞祥高級中学、高雄市立高雄女子高級中学の皆様方、ありがとうございました。